「ブログはもうオワコンだ」「今からブログを始めても遅い」——そんな声を、SNSでもAI関連のニュースでも見かけない日はありません。
製造業会社員として本業のかたわらブログを続けている私も、正直この言葉を何度も目にしてきました。それでも私は、2026年8月時点でブログを続けています。まだ大きな収益はありません。この記事では、「オワコン論」の中身を整理したうえで、それでも私が続けている理由を、実際の数字と本音でまとめます。
「ブログはオワコン」と言われる理由
まず、なぜ「オワコン」と言われるのか、根拠を整理しておきます。
よく言われる「オワコン論」の主な根拠
- SNS・ショート動画への可処分時間の移動
- AI検索・AI Overviewsなどによって、検索結果ページで完結し外部サイトへのクリックが減る傾向があると言われている
- 個人ブログが大手メディア・企業サイトに検索順位で埋もれやすい
- AIが記事を大量生産できるようになり、コンテンツ全体が飽和している
どれも的外れではなく、ブログを取り巻く環境が厳しくなっていると言われているのは事実です。ただ、これは「ブログというジャンル全体」の話であって、「自分にとってブログが意味を持つかどうか」とは、実は別の話だと感じています。
実際、自分の数字はどうだったか
「オワコン」と言われる状況の中で、私自身のブログはどう推移してきたか。ここまで公開してきた数字を振り返ります。
私が運営しているブログ全体の実績(2026年8月時点)
- 成形現場.tech:公開43記事
- Search Console:2026年2月5日時点ではクリック0・表示回数0。約6ヶ月後の2026年8月には、直近3か月で1,066クリック・約1.9万表示
- 収益:4,154円(成形現場.tech経由。Amazonアソシエイト234円+note 980円×4件)
- 収益導線を導入したのは23記事目(射出成形技能検定1級の実技試験攻略記事)
- 副業解体新書:収益0円
大きな金額ではありません。しかも今読んでいただいているこの副業解体新書自体は、まだ収益0円です。それでも、もう一つのブログでは検索流入がゼロだった状態から、半年ほどで1,000クリックを超えるところまで伸びました。

ただ、ここで一つ正直に書いておきたいことがあります。ずっと右肩上がりだったわけではありません。最近は検索からの流入が落ちており、「このまま続けて大丈夫なのか」と感じる時期もありました。ゼロから1,000クリックを超えたからといって、そこから一直線に伸びるわけではない。ブログ運営を実際にやってみて、そこも含めて実感しています。
それでも私がブログを続ける理由
ここが今回、一番書きたかったところです。私が続けている理由は、大きく4つあります。
① 資産として積み上がる感覚がある
SNSの投稿は流れていきますが、ブログ記事は検索エンジンに残り、後から検索される可能性があります。実際、私の成形現場.techでも、公開直後はほとんど読まれなかった記事が、時間が経ってから検索流入を生んでいます。すべての記事がすぐ読まれるわけではないからこそ、記事を積み上げていく意味を感じています。
② 本業(射出成形)の専門性を発信できる場だから
1級射出成形技能士として積み上げてきた知識は、SNSの短い投稿では伝えきれません。成形現場.techでは、実際の現場で使ってきた知識や判断基準を、まとまった形で残せることに価値を感じています。ブログという形式だからこそ、体系立てて伝えられる情報があります。
③ AI活用で以前より続けやすくなったから
AIと壁打ちしながら構成を固め、編集長役のAIに記事をチェックしてもらう流れができたことで、以前より記事作成を進めやすくなりました。特に、記事の方向性を考えたり、構成を整理したりする部分でAIを活用しています。本業と家庭の時間がある中でも、ブログを続けるための補助役としてAIが機能しています。
④ 収益より先に信頼構築を優先する戦略と合っているから
10記事目でも書いた通り、私は収益記事より先に、信頼を積み重ねる土台記事を優先してきました。この判断は、23記事目で収益導線を入れた後、記事を増やすほど既存の導線への流入が増えて収益が伸びていったという結果にもつながっています。短期で結果を求めるなら、ブログは非効率かもしれません。ただ、時間をかけて信頼を積み上げるという戦略自体が、そもそも「すぐに結果が出ないと意味がない」という前提とは相性が良くないのだと思います。
今後どう向き合っていくか
今後は、単純に記事数だけを増やすのではなく、Search Consoleのデータを見ながら、読まれているテーマをさらに深掘りしていきたいと考えています。
また、ブログだけに依存するのではなく、Xやnoteも組み合わせながら、それぞれの役割を明確にしていくつもりです。
まだ大きな収益が出ているわけではありません。だからこそ、これから数字がどう変化していくのかも含めて、実際の過程を記録していきます。
まとめ
「ブログはオワコンか」という問いに対する私の答えは、「ジャンルとしては厳しくなっていると言われているし、実際に検索流入が落ちる時期もある。それでも、自分にとっては続ける意味がある」です。資産性、専門性の発信、AIによる継続のしやすさ、そして信頼構築という戦略——この4つが噛み合っている限り、流入の増減に一喜一憂しすぎず、これからもブログを続けていくつもりです。
よくある質問
Q. ブログはこれから始めても遅いですか?
A. 「バズって稼ぐ」ことを目指すなら厳しいタイミングだと思います。ただ、自分の経験や専門性を資産として残していく目的であれば、今からでも遅くはないというのが私の実感です。

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