こんにちは、HAIR NOTEのゆーじです。
今回は、「治療薬の効果・副作用・費用」から、最新の「再生医療(エクソソーム・ACRSなど)」までを、僕自身の経験と知見を交えて解説します。
目次
1. なぜこのテーマを選んだのか
AGAに悩み続けて5年以上、プロペシア(フィナロイド)を中心に試行錯誤してきました。 その過程で「薬だけじゃ足りない」「もっといい選択肢はないか」と模索した経験があります。 だからこそ、治療の全体像を整理して伝えたかったのです。
2. 治療薬のラインナップと特徴
■ フィナステリド(プロペシア/フィナロイド)
- 効果:DHTを抑えて抜け毛進行を止める
- 副作用:性欲減退・性機能の変化など報告あり
- 費用:月3,000~8,000円(ジェネリック安価)
僕が実際に使ったフィナロイド体験談は 👉 こちらの記事で詳しく書いています。
■ デュタステリド(ザガーロ)
デュタステリド(商品名:ザガーロ)は、AGA治療用の内服薬で、5α還元酵素のI型・II型両方を阻害します。フィナステリドより広範囲にDHT生成を抑制できるため、より高い発毛・脱毛抑制効果が期待されます。
作用機序・詳細を見る
- テストステロン → DHTへの変換を抑制
- I型・II型5α還元酵素を阻害し、血中および頭皮局所のDHTを効率的に低下
- 毛包の縮小(ミニチュア化)を抑え、成長期(アナゲン)の延長・維持を促進
- フィナステリドとの違い:効果の出方が早く、改善度が高い症例もあります
用法・用量
- 一般的には0.5mg/日(ザガーロカプセル)を経口投与
- 効果判定は6〜12ヶ月
- 女性は禁忌(妊娠・妊娠可能な方は厳禁)
有効性
- 臨床試験でフィナステリドよりもDHT低下率が高い
- 効果実感は個人差あり、約6ヶ月前後で報告
副作用・リスク管理
- 性機能関連:性欲減退、勃起不全、射精障害など
- 精神面:抑うつや気分変化
- 肝機能障害・アレルギー症状も稀に発生
- 妊婦・妊娠可能女性は厳禁
フィナステリドとの比較
薬剤 | 阻害対象 | DHT抑制率 | 効果発現 | 代表的副作用 |
---|---|---|---|---|
フィナステリド | II型 | 約70% | 6〜12ヶ月 | 性機能低下、まれに肝機能影響 |
デュタステリド | I型・II型 | 約90% | 3〜6ヶ月 | 性機能低下リスクやや高め、肝機能・抑うつ注意 |
費用
- 先発品(ザガーロ):月約9,000~10,500円
- ジェネリック:月約3,000~8,000円
※オンラインクリニックや個人輸入(オオサカ堂など)でも購入できますが、安全性の確認が重要です。
■ ミノキシジル(外用/内服)
- 外用:頭皮に塗布。血流促進・発毛に働く
- 内服(ミノタブ):より強力だが、副作用(むくみ、動悸、多毛など)あり
- 費用:月5,000~15,000円
使い方やレビューは 👉 こちらの記事を参考にしてください。
3. 僕の選び方と使い方
薬だけでは不安で、サプリメントや使い方の工夫も取り入れました。ミノキシジルスプレーを使うタイミングを“入浴直後”に固定し、頭皮マッサージと組み合わせました。
4. 再生医療の最新動向
■ エクソソーム療法
- 幹細胞由来のエクソソームで毛包環境を改善
- 頭皮への注射やダーマペンで導入
- 成長期の延長、毛包修復・再生促進
- 費用:1回10万~20万円(3~6回セットが多い)
- メリット:先端再生医療として期待度高、採血不要
- デメリット:高額、製剤による品質差、長期データ不足
■ ACRS(自己血サイトカインリッチ血清療法)
- 患者本人の血液を採血→血清精製→頭皮注入
- 毛髪成長サイクルを整える、炎症抑制
- 費用:1回7万~15万円(3~6回コース推奨)
- メリット:自己血由来で副作用少、根本治療に近い
- デメリット:高額、効果に個人差、施術者差あり
5. あなたが取るべき次の一歩
まずは治療薬から始めるのが現実的かつ効果的。費用面でも手が出しやすく、エビデンスも揃っています。
その後、効果に満足できなかったり、副作用が気になる場合には再生医療も検討の価値あり。
まとめ
薬物治療は王道の入り口。必要なら再生医療でアップグレード。
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