こんにちは、HAIR NOTE のゆーじです。
今日は少しパーソナルなテーマになりますが、**「僕がAGA治療を始める前、妻に本音を打ち明けた瞬間」**について話したいと思います。
薄毛の悩みは、数字で測れない“心の負担”を伴います。
しかし本音を共有することで生まれる“心理的な支え”は、長期的な治療継続において大きな成果を生みます。
今回は、その背景も含めて、僕自身の体験をお伝えします。
■ 誰にも言えなかった「薄毛の不安」という見えない課題
20代後半の頃、鏡を見るたびに胸の奥がざわつく感覚がありました。
「あれ、自分…ちょっと薄くなってる?」
そう思い始めると、想像以上に自信が削られます。
- 写真を撮られるのが嫌
- 風が吹くと不安になる
- 髪型が決まらず、人と会う前に時間がかかる
こうした小さなストレスが積み重なり、30代に入る頃には
**“鏡を見るのが少し怖い”**状態に。
頭のどこかで「AGAかもしれない」と気づいていたのに、なかなか行動に移せませんでした。理由はとてもシンプルです。
「妻にバレたらどう思われるだろう」
「情けないと思われたらどうしよう」
この2つの心理的ハードルは、治療の一歩目を大きく阻む“見えないコスト”。
実は、治療そのものよりも、このハードルの方がよほど重かったのです。
■ それでも「隠れて続ける選択」は、自分の中で納得できなかった
当時の僕は、相談せずに治療をはじめるという選択肢も考えました。
ピルカッターで薬を割り、こっそり飲む。
その気になれば、誰にも知られずに治療を始められます。
でも、心のどこかでずっとモヤモヤが残っていました。
一番近くにいるパートナーにだけ嘘をついて治療を始めるのは、正しいのか?
長期戦になると分かっている治療を、隠しごとを抱えながら続けられるのか?
副作用が出たとき、平然と隠し通せるのか?
考えれば考えるほど、
「隠れて続けるのは違う」
という想いが強くなっていきました。
そして、腹をくくりました。
■ あの夜、覚悟を決めて妻に伝えた一言
夕食が終わり、テレビの音だけが静かに流れていた夜。
僕は深呼吸をひとつしたあと、思い切って口を開きました。
「実は…最近、髪が気になってて。
AGA治療をやってみようかな、って思ってる。」
伝えた瞬間、心臓の鼓動が早くなるのがはっきり分かりました。
“笑われたらどうしよう”
“変な空気になったらどうしよう”
そんな不安が頭の中をめぐり続けました。
■ 妻の答えは、僕の想像を大きく超えていた
妻は少しだけ驚いた表情を見せました。
でもすぐに、優しく笑いながらこう言ったんです。
「え、ちゃんと考えてたんだ。いいと思うよ。やってみなよ。」
その一言で、全身から力が抜けていくような感覚がありました。
張り詰めていた気持ちが、すーっと溶けていったんです。
今振り返ると、この瞬間こそが、僕が治療を5年以上続けられた“初めの支援”でした。
■ あの一言があったから、僕は5年以上続けられた
AGA治療は短期戦ではなく、完全に“長期プロジェクト”です。
- 副作用の心配
- 薬の飲み忘れの管理
- コストの継続負担
- 生活習慣の改善
これらを一人で抱えるのは、正直かなりの負担です。
でも妻に話したことで、
- 薬の管理を一緒にできた
- 副作用が気になった時も相談できた
- 生活リズムの乱れも共有できた
- そして何より「隠さなくていい」という精神的な余裕が生まれた
治療における“心理的負担”が大きく下がり、継続力が圧倒的に上がりました。
結果として僕は、5年以上、安定して治療を続けています。
そしてその起点は、あの夜の妻のひと言でした。
■ 最後に:あなたの治療は、あなた一人の戦いではありません
薄毛の悩みは、口に出しやすいものではありません。
恥ずかしさ、不安、自信の低下…。
こうした感情は、誰にでも起こります。
でも、信頼できる人に一言相談するだけで、驚くほど心が軽くなります。
僕にとっては、それが妻でした。
あなたの場合は、家族でも、友人でも、医師でもいい。
大切なのは、
悩みを共有することで、前に進むエネルギーが生まれる
ということです。
悩みを話すことは、弱さではありません。
それは“未来を変えるための意思決定”であり、あなたの前進力になります。
あなたにも必ず、治療を支えてくれる“ひと言”が届く日が来ます。
その瞬間が、治療のスタートラインになるはずです。
今日もその一歩を、あなたと一緒に踏み出せたら嬉しいです。
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